妊婦検診・胎児ドック・出生前診断｜坂本レディースクリニック

妊婦検診にんぷけんしん

　当院では、各自治体の受診券や補助券を使用して妊婦検診を受けることができます。分娩の取り扱いはしておりませんが、妊娠の診断や母子手帳発行の手続き、妊婦検診、妊娠経過に伴う診察を行っております。また、ご主人や上のお子さんの付き添いもOKです。超音波のときの写真撮影や動画撮影もＯＫなのでぜひお腹の赤ちゃんの成長を見にきてください。また、ご希望の方にはお腹の中の赤ちゃんに病気がないかどうかのスクリーニング検査を実施しております。
分娩する施設は県内外を問わず、ご希望の出産施設に適切なタイミングでご紹介をさせて頂きます。どこの施設で分娩すればいいかわからないといった疑問に対しても妊婦さんそれぞれのリスクや背景を考慮した上でしっかりアドバイスさせて頂きますのでご安心ください。

妊婦検診の受診の目安

　当院では、妊娠初期から妊娠30週前後までの妊娠管理を行っております。
妊娠初期～23週まで　4週間に1回程度
妊娠24週～34週まで　2週間に1回程度
妊娠30週以降に、ご希望の分娩施設へご紹介

胎児ドックたいじどっく

　一般の妊婦検診では、母体の健康管理に加え、胎児の発育状態や胎盤の位置、早産兆候がないかなど、おもに妊娠が順調に経過しているかをみていきます。それ以外の胎児の病気（先天異常）について調べる検査項目は、広義の出生前診断に含まれる検査項目になるため、通常の妊婦検診では行われることはありません。しかし実際には、生まれてくる赤ちゃんの３～５％に何かしらの生まれつきの病気があることがわかっています。生まれてから病気がわかるよりも、生まれる前から病気がわかっていた方が、生まれてすぐに専門的な施設での治療を受けるができるので赤ちゃんにとって大きなメリットがあります。当院では、胎児も一人の患者として考えており、妊娠中の赤ちゃんのスクリーニング検査としての胎児ドックを行っております。

当院では胎児ドックを①妊娠11週～13週、②妊娠20週前後の間に行っております。

① 妊娠11週～13週の初期胎児ドックでわかること

NT（赤ちゃんの首のむくみ）、生殖結節による性別判定

② 妊娠20週前後の中期胎児ドックでわかること

頭部の異常（水頭症や脳の異常など）
顔の異常（口唇口蓋裂など）
心臓の異常（心臓の形態異常や心拡大など）
胸腹部（横隔膜ヘルニアや消化管閉鎖、内臓逆位など）
胎盤・臍帯（胎盤位置、臍帯付着位置、臍帯の血管数、羊水量）

費用

現在は当院通院中の患者さんのみに行っております。
通院中の患者さんのスクリーニング費用は妊婦検診に含まれております。

出生前診断しゅっせいぜんしんだん

　出生前診断は出生前に胎児の染色体異常の可能性を知る選択肢の１つになりますが、すべての妊婦さんがスクリーニングとして受けるべき検査ではないと考えています。出生前診断を受ける、受けないにかかわらず、赤ちゃんのこと、家族のことを真剣に考えるきっかけになります。どうして検査をしたいのか、検査の結果をどう受け止めるのかを十分に考えてから受検する必要があります。検査を受けるかどうか迷っているというご夫婦の相談に乗ることもできます。

坂本レディース
クリニック

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〒921-8064 石川県金沢市八日市４丁目３７６
最寄り駅：JR西金沢駅徒歩約20分西金沢駅からの道順
駐車場24台完備