ミレーナとは

ミレーナのメリット

 

• 避妊効果が高い： 失敗率0.2%と非常に確実な避妊法。

• 月経量が大幅に減少： 生理の量が減り、生理痛（月経困難症）が緩和される。

• 血栓症リスクなし： ホルモンが子宮局所で作用するため、血栓症リスクを増加させない。

• 子宮にのみ効果があるので、全身の副作用がない

• 保険適用可能： 月経困難症・過多月経の治療目的であれば保険適用となる。

 

ミレーナのデメリット

 

• PMSへの効果が限定的： ホルモン作用が子宮局所中心のため、全身性のPMS症状の改善効果は乏しい。

• 挿入時の痛み： 子宮内に器具を挿入するため、特に未産婦は痛みを伴う場合がある。【ご希望の方は、局所麻酔を併用することもできます】

• 初期の不正出血： 挿入後数ヶ月間は、点状の出血（スポッティング）が続く場合がある。

• 定期的なチェックが必要： 挿入位置の確認のため、定期的な検診が推奨される。

• 気付かないうちに脱落することがある。
• 子宮が大きい方や筋腫がある方は向いていないことがある。

 

費用

 

ミレーナ挿入費用（自費の場合）	￥55,000-
ミレーナ定期フォロー	￥3,300-
ミレーナ抜去	￥5,500-

別途、初診料1650円あるいは再診料880円がかかります。

避妊インプラント（ネクスプラノン）とは

避妊インプラント（ネクスプラノン）

メリット（ネクスプラノン）

• 避妊効果が最高水準： 失敗率0.05%と、最も確実性の高い避妊法の一つ。

• 持続期間が長い： 1回の挿入で約3年間効果が持続。

• 飲み忘れの心配がゼロ： 内服する必要がない。

• 血栓症リスクなし： プロゲスチン単独製剤のため、ピルと異なり血栓症リスクがない。

• PMS改善に期待大： ホルモンが全身に安定供給されるため、月経前症候群（PMS）の緩和効果が高い。

• 処置が容易： 局所麻酔下で、約5分の簡単な処置で完了。子宮内操作がないため未産婦でも安心。

• 気付かないうちに脱落することがない。

 

デメリット（ネクスプラノン）

• 不正出血の可能性： 最も多い副作用で、特に使用開始数ヶ月は不規則な出血が見られる場合がある。

• 副反応： 頭痛、乳房の張り、体重増加などのホルモン由来の副反応が生じる可能性がある。

 

費用

避妊インプラント挿入費用	￥66,000-
抜去費用(当院挿入の方)	￥16,500-
抜去費用(他院挿入の方)	￥33,000-

別途、初診料1650円あるいは再診料880円がかかります。
 
避妊インプラントのブログ記事はこちら

 
日本の医療広告ガイドラインに基づく情報

正式製品名：ネクスプラノン（Inplanon NXT®）
製造元／承認：ORGANON社製。米国FDA（食品医薬品局）の承認を受けています。
国内承認状況：日本国内では未承認の医薬品です。
入手経路：当院医師が、個人の責任において輸入業者より入手しています。（個人輸入）
国内承認薬の有無：同一の性能を有する国内承認薬は存在しません。
重大なリスク：重大なリスクはありませんが、使用にあたっては、国内承認薬と異なる副作用（主に不正出血パターン）が生じる可能性があります。国内承認薬の有無を含め、詳細な情報とリスクについて、事前に書面で十分にご説明いたします。