こんな症状にお困りなら、ご相談ください。
- 月経量が多い
- 生理痛が強い
- 健康診断で貧血といわれた
- 子どもが欲しいけどなかなか妊娠しない
- 最近お腹が膨らんできた気がする
子宮筋腫の症状
- 過多月経(生理の出血量が多い)
- 月経困難症(生理痛が強い)
- 不妊
- 貧血
- 腹部膨満感
- 流産早産のリスク
診断のための検査
問診
いつからひどくなったのか、いつから貧血といわれたのか、普段の月経の様子はどうかなどの項目を確認します。
内診・経腟超音波
経腟超音波がもっとも子宮の観察に優れています。経腟超音波だけで、ほとんどの子宮筋腫の診断が可能です。また、内診により子宮の骨盤内への癒着所見がないかどうか、筋腫分娩がないかどうかなども診断することができます。
性交経験のない女性には内診や経腟超音波は行いません。問診とお腹からの超音波で診断します。
採血
採血を行い、貧血がないか確認します。
MRI
必要と判断した方にはMRIを撮影してより正確な子宮筋腫の診断を行います。MRIは提携病院で撮影いたします。
子宮筋腫の分類
子宮筋腫は子宮のどの部位にできるかによって症状が大きくことなります。小さな筋腫でもあっても、粘膜筋腫や筋腫分娩の場合は重い症状が出現します。診断は超音波で行います。
- 漿膜下筋腫は子宮筋層の外側にできる筋腫です。ときに巨大になることがあり、腹部膨満症状や腰痛症状、膀胱を圧迫することで頻尿の症状がでることがある。
- 粘膜下筋腫は内膜の近くにできる筋腫です。筋腫が小さくても重篤な症状が出る可能性があります。とくに過多月経の原因になります。さらに着床障害から不妊症の原因にもなります。
治療
過多月経で高度な貧血になってしまっている人は原則として手術加療が必要になります。症状が軽度な方や閉経前の年齢の方は薬物治療も可能です。
手術
すでに子どもがいてもう妊娠の希望がない方 | 子宮全摘術(開腹もしくは腹腔鏡) |
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妊娠の希望がある方 | 子宮筋腫核出術(開腹もしくは腹腔鏡) |
薬物治療
閉経近い年齢の方 | 閉経逃げ込み療法 |
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症状が軽い方 | ロキソニンや鉄剤、ピル、ミレーナなど |
閉経逃げ込み療法
女性ホルモンの分泌を抑える薬を使うことで体を疑似的に閉経の状態にします。治療中は月経がないですが、更年期症状が出現します。治療中は女性ホルモンが低くなるため、骨粗鬆症などのリスクを最低限に抑えるために治療期間は半年程度になります。この半年の間に体が自然な閉経にいたってくれるのを期待して行う治療です。
定期的に検診を受けましょう
定期的に採血検査や婦人科診察を受けることで子宮や卵巣の状態を把握したり、貧血の数値を確認します。毎月の月経が多い状態であると、少しずつ貧血が進行するため、体の方もだんだん貧血に慣れてきてしまうので症状が進行してしまいがちです。
子宮筋腫と診断された場合の治療介入のタイミングは、人によって大きく異なる(例えば、挙児希望があるのかないのか、未婚の女性なのか閉経前の女性なのかなど)ため、それぞれの患者さんの背景に合わせた治療の提案をさせていただきます。また、手術加療が必要な方は、手術可能な病院を紹介いたしますので、スムーズに治療が受けられるようにしっかりフォローさせていただきます。
坂本レディース
クリニック
電話番号 076-225-3305
〒921-8064 石川県金沢市八日市4丁目376
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- △ 13:30から17:00まで
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