こんな症状にお困りなら、ご相談ください。
- おりものがいつもと違う
- 生理以外の出血がある
- 下腹部痛がある
- 排尿時の違和感や痛み
- パートナーが性病と診断された
- 複数のパートナーがいて、性感染症が心配
クラミジア感染症の特徴
- 約70%の女性、50%の男性が無症状(CDC, 2021)
- 女性では放置すると骨盤内炎症性疾患(PID)を引き起こし、不妊や子宮外妊娠のリスクが上昇する(WHO, 2023)
- 喉(咽頭クラミジア)にも感染する可能性がある
- 感染者の再感染率が高い(約20〜30%が再感染)(Hocking et al., 2020)
クラミジアの症状
女性の場合
- おりものの増加
- 不正出血(生理以外の出血)
- 下腹部痛
- 排尿時の違和感や痛み
無症状のまま進行すると、卵管炎や骨盤内炎症性疾患(PID)を引き起こし、腹痛や不妊の原因になることがあります。
米国CDC(2021)の報告によると、未治療のクラミジア感染者の約10〜15%がPIDを発症するとされています。違和感を感じた時点で、少しでも早く検査をする必要があります。
クラミジアの検査方法
当院では、クラミジア感染の有無を調べるために、以下の検査を行っています。
- 膣分泌物PCR検査
- 咽頭うがい液PCR検査
検査はすぐ終わり、数日で結果がわかります。
特におりものの変化や不正出血のある方、パートナーが感染している可能性がある方は、早めの検査をお勧めします。
※男性は尿検査になりますが、当院では男性患者の検査・治療は行っておりません。
クラミジアの治療
クラミジアは抗生物質で治療できます。当院では、アジスロマイシン1000㎎1回投与の治療を推奨しています。
治療中の注意
- 治療が終わるまでは性行為はしない
- パートナーも同時に治療することでピンポン感染を防ぐ
- 治療後に再検査(3週間後程度)を行い、完治を確認する
クラミジア感染を予防するには?
性感染症を防ぐために重要なポイント
- コンドームを正しく使用する(避妊だけでなく感染予防にも有効)
- 特定のパートナーと互いに定期的に検査を受ける
- 定期的な婦人科検診を受ける(年1回のSTI検査を推奨)
- 異常を感じたらすぐに受診する
クラミジアは「知らないうちに感染し、知らないうちに他人にうつす」という特徴があります。避妊のためにピルを内服していても性行為をする場合はコンドームを使用するようにしましょう。自分とパートナーの健康を守るためにも、リスクを理解し、適切な対応を心がけましょう。
まとめ
- クラミジアは日本で最も多い性感染症の一つ
- 無症状のことが多いため、違和感を感じた時にすぐ検査することが重要
- 放置すると骨盤内腹膜炎や、不妊、子宮外妊娠のリスクが上昇する
- 抗生物質で治療可能だが、パートナーも同時に治療を受けることが必須
- 定期的な検査と予防策を徹底しましょう
坂本レディースクリニックでは、プライバシーに配慮した検査・診察を行っていますので、安心してご相談ください。
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