てんてこまいです。

こんにちは、坂本です。

最近はクリニック開設の準備と大学病院のお仕事でてんてこまいな毎日です。毎週更新しようと思っていた院長ブログもすでに放置状態になっていて存続の危機に面しています。

今は、大学の診療のほかにも、能登地区の病院での診療応援をさせて頂いておりますが、あまりにも深刻な震災の被害状況に言葉がみつかりません。いまだ復興の目途が立たない状況で不安な日々を過ごされている方々のことを思うと胸が締め付けられる思いですが、私は私でできることをお手伝いさせて頂くつもりです。

ところでタイトルのてんこまいという言葉ですが、漢字で天手古舞と書くらしいです。

てんてこまい(天手古舞)

[名](スル)《里神楽などの太鼓の音に合わせて舞う意から》あわててさわぐこと。忙しくてあわただしく立ち働くこと。「客が殺到して—する」

小学館 デジタル大辞泉

祭囃子や里神楽などの太鼓の音からに合わせてさわいで踊る様子がせわしなくて、忙しく見えるようにみえることから、次々やることがでてきて忙しい状態をてんてこまい(天手古舞)というようになったとか。

「忙しい」というとネガティブな言葉の響きですが、てんてこまいというと太鼓の音に合わせてさわいで踊る楽しいイメージがするのでそっちの方が自分は好きです。

開業することも今の病院でぎりぎりまで働くことも、能登へ応援にいくことも全部自分で決めたことなので、忙しいなんて口が裂けてもいってはいけないな、とあらためて思いました。

「忙しい」んではなく、「忙しく」させて頂いている。

いまやっていることは全部自分がやりたくてやっていることだから忙しくさせてもらっていることに逆に感謝しないといけないですね。

これからクリニック開設の準備が本格化してきます。医師家系でもない自分にとって、すべてがはじめての経験で、毎回あたらしい壁にぶち当たっています。スタッフ雇用、家具決め、医療機器、電カルシステム、決済端末、近隣挨拶周り、ホームページ作成、、、どれもわけがわからず、本気の天手古舞です。

なにからなにまで全部自分で決めていかないといけないのは大変ですが、新しいことを立ち上げる楽しみもあります。年明けからつらいことばかりですが、明るい未来を信じて前向きな気持ちで一つずつ頑張っていきたいと思います。

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ご冥福をお祈りいたします